第32回 NIGIWAI LABO セミナー レポート
- 2023.03.29

2023年1月17日、第32回 NIGIWAI LABOが東京・秋葉原の富士ソフトビルにて開催されました。講師は、渋谷駅直上にそびえる渋谷スクランブルスクエア15階の共創施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」のエグゼクティブディレクターである野村幸雄さまです。
渋谷キューズとは、渋谷に集い、さまざまな取り組みに挑戦するグループのための活動拠点です。これまで、こうした施設の役割は場の提供にとどまっていましたが、キューズはソリューションのもとになる「問い」の発見から、課題を解決する仮説の実証実験までをサポート。かつてない新しい形のコミュニティーとして注目されています。

利用者の年齢は幅広く、開業以来中学生から90歳を超えた人にまで利用されてきたとか。現在、あらゆる年代の会員がいますが、特にミレニアル世代、Z世代が多いのが特徴です。
キューズはいわば、人と人をつなぐハブ。会員には法人や地方自治体も名を連ねるとともに、東京都内の大学と連携協定を結んでいます。そうした会員同士のマッチングで、キューズでは日常の困りごとの解決、新たな事業の創出などさまざまな活動が日々展開されています。そこから、スタートアップなど数々の実績もあげてきました。

セミナー終了後は、賑わい創研アドバイザーの株式会社生活の木代表取締役社長CEOの重永忠さまにもご参加いただき、賑わい創研代表の松本大地による進行でアフタートークを行いました。
「地域の課題解決だけでなく、今後はアントレプレナーシップ教育を実践し、渋谷から世界に向けて新しいものを生み出していきたい」と語った野村さま。
まだまだ大きな可能性を秘めている渋谷キューズの活動が今後も楽しみです。

会場にお越しいただいた皆さま、オンラインで参加くださった皆さま、ありがとうございました。