第39回 NIGIWAI LABO セミナー レポート
- 2024.07.30

株式会社日本経済新聞社『日経MJ』編集⾧の永井伸雄さまを講師に迎えた第39回 NIGIWAI LABO。人口減少や産業構造の変化で、市場は飽和状態にあるといわれています。しかし、特に飽和が著しいとされているコンビニエンスストアは、いまだ成長を続けているそうです。各世代や過疎地などにおいて定説とされているマーケティング戦略は本当に正しいのか。その本質について、現場の最前線を報じ続けている永井さまにお話しいただきました。
さまざまな企業を取材してきた永井さまは「年齢で区切ったマーケティングには意味がない」と言います。確かに、趣味嗜好(しこう)に年齢差はありません。永井さまのお話は、シニア、Z世代など、当たり前のように年代を絞って展開されているマーケティングについて再考するきっかけになりました。
他にも、SDGs、DXといった「流行」にとらわれてはいけないという具体例もご紹介いただき、マーケティングの本質をとらえるヒントを得られたセミナーとなりました。

セミナー後は、賑わい創研代表の松本大地とゲスト講師による恒例のアフタートーク。『日経MJ』の取材で知り得た情報から分析する企業の栄枯盛衰の要因やトップの思いなど、永井さまならではの内容と軽妙な語り口で、しばし会場の笑いを誘った90分でした。

会場にお越しいただいた皆さま、オンラインで参加くださった皆さま、ありがとうございました。