第40回 NIGIWAI LABO セミナー レポート
- 2024.10.23

第40回 NIGIWAI LABOは、オーストラリア・メルボルン在住のデザインジャーナリスト山倉礼士さまを講師にお招きしました。INTERIOR DESIGN COMMUNICATION Pty Ltd 代表を務め、メディア運営(https://idreit.com/jp/)なども手掛けていらっしゃいます。
11月に開催予定のNIGIWAI LABO「メルボルン・シドニー視察ツアー2024」に向け、メルボルンの文化や注目すべきポイントについて、現地の視点でお話しいただきました。
「世界で最も住みやすい都市」ランキングで、常に上位に選ばれているメルボルン。
ストリートアートに代表される芸術のまちとしての顔は有名ですが、家具や生活用品など、ものづくりもとても盛ん。地元で生まれた「作り手の顔が見えるプロダクト」が、地域の人々の間では人気なのだそうです。
また、まちには個性的なローカルカフェが数多く立ち並んでいるのも特徴で、いたるところでおいしいコーヒーがいただけるとのこと。視察の際にはぜひ訪れたいものです。
メルボルンの人たちはフレンドリーで互いの距離が近く、お互いを尊重し合いながら暮らしているといいます。その背景に根付いているのは、先住民を称える文化。
そうしたまちの歴史を知りながら現地に触れることで、まちづくりにおける新たなヒントを見つけられるかもしれません。

賑わい創研代表・松本大地とのアフタートークでは、商業施設運営に携わる会員の方々が多いNIGIWAI LABOらしく、会場からはメルボルンのショッピング事情に関する質問も。
多様性が高く、選択肢の多いまちの日常生活の様子を伺い、メルボルンが住みやすい都市ナンバーワンに輝き続けたことに納得しました。

会場にお越しいただいた皆さま、オンラインで参加くださった皆さま、ありがとうございました。