第44回 NIGIWAI LABO セミナー レポート
- 2025.06.27

賑わい創研の第7期を締めくくるセミナーとなる、第44回 NIGIWAI LABO(会場:富士ソフトビル/東京・秋葉原)。賑わい創研のアドバイザーを務める、流通科学大学 商学部 経営学科教授の白鳥和生さまを講師に迎え、「ウェルビーイング時代の企業経営」をテーマにお話しいただきました。
昨今、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを指す「ウェルビーイング」という概念が注目され、企業経営にも取り入れようという動きが盛んになっています。
調査によると、日本は仕事に対する幸福度が世界的に見て低いそうです。その中で、企業が果たすべきは「働く人を幸せにする経営」への転換であると白鳥さまは言います。ウェルビーイングを高めることは、従業員のエンゲージメントや生産性の向上、離職率の低下にもつながるとされます。
さらに、企業の存在意義(パーパス)や、社員一人一人が「居場所」と感じられる環境の重要性についても強調されました。人とのつながり、多様性の尊重、個のキャリア支援といった視点が、これからの経営に求められています。

「ウェルビーイングの出発点は、一人一人が自分らしく生きること」だと語る白鳥さま自身、長年勤めてきた日経新聞を退職し、アカデミックの道に進まれたことで、幸せを実感しているそうです。
企業は、ウェルビーイングを中心に据えた社会を描き、人々の幸せをつくる存在へと進化する時代です。そして、その中で働く私たちもまた、幸せに生きることで社会をつくっていく一員になるのだと教えられました。

また、白鳥さまはアフタートークで、異業種交流や世代を超えた対話の大切さを指摘。多様な価値観に触れることで、個人の成長や職場のウェルビーイング向上につながると語りました。異業種が集まるNIGIWAI LABOは、まさにその成長の場と言えます。賑わい創研代表の松本大地は、NIGIWAI LABOがこれからの社会をデザインする新たな「居場所」となることに期待を寄せていると述べました。
会場にお越しいただいた皆さま、オンラインでご参加くださった皆さま、ありがとうございました。